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なのフェイなのss

2013.09.11.Wed.21:53
こんばんは。
旧サイト最後のssということで、悩んだ挙句の果てに
やっぱり私らしさを追求しました(笑

一応書いた引越しネタは、サイトのどこかに隠しておきます
では、追記より



君がこの世から居なくなったら、私はどうなるんだろう。
......きっと、私も一緒に消えてしまうんだと思う。
私も消えて、残るのは何も入ってない抜け殻だけ。
だからなのは......











......なのは。
彼女の名前を呼ぶと、大丈夫だから心配しないで、と弱弱しぃながらも返答が返ってきた。
その言葉で、安心しているのは私の方で、なのはは先ほどにも増して噎せ返る。
咳を我慢していたのか、息をするのも苦しそうな様子だった。
私は焦った。何とかしてあげたい、だけど何をすればいいのか分からない。
目が左右を行き来するけれど、行き場所が分からずに迷子になる。
残るのはただ不安と、焦りだけ。


なのはは、数日前から体調を崩していた。
時々疲れてた様子だったし、咳をしたりもしていた。
なのはは自分が辛いのを隠す癖があるから、人前では笑っていたけど、私は誤魔化せない。
でも私は......それに気づいていながら、なのはを止めることが出来なかったんだ。
大丈夫だという彼女を、無理やりにも止めるべきだったのに。
そうしていれば、彼女に無理をさせずに風邪も悪化しなくて済んだかもしれないのに。


目をぎゅっと瞑って手を握り締める。
爪が皮膚に食い込んで、少し赤くなる。
痛かった。だけどこうしてないと居られなかった。
その時...ハッと気がつくと、私の手の上になのは手が乗せられていた。
血が滲んでる手を見て、なのはは首を横に振った。

「なのは」
「......見てる方も、痛いんだよ」
「......ごめん」

結局、こんな少しの痛みさえ、なのはは許してくれなかった。
こんなのに比べたら、なのはの方が全然苦しいのに。
私の方が全然、見ていて苦しいのに。


なのはは、数日前までは単なる風邪をこじらせていただけだったんだ。
だけど体に負荷の掛かる生活をした結果、なのはは肺炎へと陥ってしまった。
考えてみれば当たり前でもある、管理局の仕事や訓練といったものがどれほど体力を使うのかは、
あの「大人」ですら大げさに驚く程だ。


だが、悔やんでいても仕方なかった。
なのはが苦しんでいるなら、助けてあげるのが私の使命.......ううん、意義なんだ。
出来ることなら、なのはの苦しみを貰ってあげたかった。
二人で半分こと言わず、全部。
だけど、そんなことはいくら魔法と言えど出来なかった。
いや、もしかしたら出来るかもしれない。
.......仮に私の力が強ければ、出来たかもしれない。

自分の無力さが辛かった。
なのはを助けることも出来ず、自分に八つ当たりすることも出来ないのが辛い。
私はただ、なのはを見つめた。
もう祈ることくらいしか、出来そうにないから。













フェイトちゃんがどれほど私のことを大切に思って、心配してくれているのか、改めて感じた。
.......反省しなくちゃいけない。また無理をしたこと。
死に至る程ではなくとも、こんなに不安になる人がいるのだから。

私は大丈夫だから、フェイトちゃん。心配しないで。
思いは言葉にしなければ届かない......自分で言ったことだ。
だから多少辛くても声を出す。

「私は...フェイトちゃんが隣に居てくれるだけで幸せだから」
「なのはっ!!」
「ぁはは...ごめん。ちょっと本当のこと...じゃなくて変なこと言って。大丈夫だから」

フェイトちゃんが隣に居るだけで幸せだった。
それだけで十分だし、それだけで元気を貰える気がした。
だけど今言ったら、変な意味に聞こえちゃうよね。

大丈夫、まだまだ居なくなったりしないし、そんな事出来る筈も無いから。
風邪が治ったら、もっと幸せにしてもらわなくちゃならないもの。
それにフェイトちゃんが私の隣に居るだけじゃなく、私もフェイトちゃんの隣に居なくちゃいけないと思うから。

「フェイトちゃん」
「なのは...?」
「これ......取り替えてくれる?」
「ぇ......うんっ。待っててなのはっ」

額に乗ったアイス枕が熱くなってきたのを感じて、
普段はこんなこと絶対に頼めないから、思い切って甘えてみる。
頭に手を当てて、これ、と言い直す。するとフェイトちゃんは分かってくれたようで、
しっぽが生えた犬のように飛び上がると、冷蔵庫へと走っていった。


その姿を見ると、何故かとても幸せだった。
愛されていることが感じられて、それ以上に愛おしくて、
頭の熱は徐々に下がって、今胸の辺りまで来ていた。














最後のあとがき

何とか間に合った!?....間に合いましたね。宣言通り。
「学校始まるとどうしても時間が....」

風邪ひいたときは安静にしましょう。
なお、安静にしても肺炎になるのが私、あるじです。

病気の時とか、辛い時の方がこう強い愛を感じますよね。
お互いに支え合うみたいなのが、、、しゅき///←ぉぃ

あ、これ以降新サイトではあとがきを書かないので、
この鬱陶しいあとがきも最後ですね♪

ではまた明日っ
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